きっとお金払ってドメイン借りてる管理人が聞いて呆れるURLナンバーワンではないでしょうか、ジオシテー。ジオでごっつ頑張ってる人とかいるんですけどね。そういう人らの足引っ張ってる人数え切れず、ですねえ。俺様もその一員でしたが。
さて昨日は安地でした。玉置ちゃんごめんねえ、今回のアルバム歌詞カード持って聞く気がないとか言うて。今もそれは変わりないんですが、やっぱりね、安地のコンサートっつーと、
重箱の隅つついたようなセットリストが有名でごわす。
ある意味、セットリストが定着したら「御馴染みのパターン」は殆ど変えてこないヒムロックとはこういうあたりでちと違うのでちょっとドキドキします。また、安地は新アルバムのツアーだと徹底的に新アルバムの曲歌われます。これでもか、ていうくらい今回も「X」からでした。
それにしても何で安地のコンサート(に限らないかもしれないんだが)って開場前からエンエンと列作ってるんでしょうね。皆そこらへんでたむろってろってよ、とか思うんですが。俺様は一人で厚生年金って初めてだったので、母親に行き方を電話で問い合わせてもらいました。四ツ橋駅の二番出口を出てすぐにあるボロい行き先案内の看板に気付かず、えっらいところまで歩いて行ってしまってまして(死)、「うわーI'm fucking lost! 間に合わねえよー」と汗びっしょりになりながら何とか辿り着きました。リーガロイヤルがある、って言ってくれてたらもうちょっと判りやすかったのになあ。
まあ、とにかく「また列だよ」とブータレながら最後尾に並び、すぐ開場になったのでツアーグッヅのカタログを貰って睨みました。Tシャツとか、京介さんのとかよりは1000円は安いんですが、作りもそれなりに1000円安い分あるなあ、というものばかり(特に「会場限定」って書かれてたアレ、家で作ろうと思えば作れそうなナイスデザインでしたよ)なので、ポーチがどんなんか見にグッヅ売り場へ行きました(写真じゃわからないからね)。この化粧ポーチ、ナイスなことにメンバー分の丸い小さな入れ物が入ってます。
バラ売りもしてます。て書いてたので、「何バラすんだよ…この入れ物かよ…まさか単品にするとかいうんじゃねえだろな」とか思ってしまいました。1800円です。ちょうどYSLだとかで貰ったポーチが
結構使いにくいと思ってました矢先でしたんで、ケースも入ってるし、なんか可愛いからこれだけ買おう、とやたらと動かない最前列にいる人々の隙間から「すぃませぇーん、ポォチ下さぁい」と言いますと
、「セットですか?」の御返事。「これってぜぇんぶで1800円ですよねえー?」と確かめますと、「そうです」とのことだったので、セットにしてもらいました。前回ツアーはなんかモノトーンな感じだったんですが、今回は少し頑張ってカラフルな安地です。メンバーそれぞれ色が決まってるみたいです。さて誰がどれだっけか。(痴呆)
パンフは、武ちゃん(武沢さん。大好きだよー)が戻ってきてるので、とても欲しかったですが、お財布にお金が入ってませんので「まあ、買いたければネットで買うよ」と諦めました。写真見てどうのこうのっていうバンドでもないし。←去年の追加公演で真っ先にカレンダー買いに行ったヤツが何言うか
さて3階席っつーことで、俺様は初めての場所なので、とにかく階段を上りました。上がったところにスタッフさんがいて席の案内してくれるんかと思ったら、誰もいなかったので自分で客席マップを見ました。D列42番。どうも真ん中みたいなとこです。さすがローソンチケだ。俺様の中ではまだえげれすの劇場の感覚っていうのが強くありまして、3階席=ドレス・サークル=ものごっつ高いところ、です。セロリさんがB-Tのライヴで「3階席でクルクル踊ってきた」と言ってたので、「エライところで踊ってたんやなー」とか思ってたんですが、客席に出てすぐ理解しました。うん、これなら十分踊れる。赤い靴はいてブルースにのってレッツダンスだよ。
ステージもてんで遠くなかったです。びっくり。(ちなみにえげれすでは、劇場によっちゃあ飛び降り自殺可能?てくらいに高いところあります)。今回はちゃんと双眼鏡を持って行ってたので、すかさずチェック。うむ、これならちゃんと田中ちゃんも見れる。(玉置ちゃんは?) 生理痛がまだあったので、公演中死なないように鎮痛剤を飲んでカタログだのチラシだのを読んでヒマつぶししました。安地ファンはなかなか席に来ないなあ(+高齢化に伴い、遅刻者も多い)、ていう印象があるので、俺様の隣3席と、前のC列ほとんどがガラガラだったことに驚きはしませんでしたが、公演開始のベルが鳴っても誰も来ないので、俺様は心の中で「すいません、ウチの妹呼んでイイデスカ」て感じになってました。勿体無い…確かに三連休の前なのは判ってるけど勿体無さ過ぎる(涙)。
さて、トップナンバーはまず玉置ちゃんが出てきてアコースティックを抱え、IXから「いま」でした。玉置ちゃんがソロってる間に、じょじょにメンバーが加わるという形だったので、俺様が3階席からテンションの低い声で叫ぼうと思ってた「武ちゃんおかえり!」は言えませんでした。(※玉置ちゃんが静かにソロってる時にチャチャを入れると、現場では睨まれるか、後でファンサイト等でボコボコにされます)。それからワインレッドの心だったのかな。俺様はこいつだけは陽水バージョンが頭を離れなくてねえ……だって陽水じゃん、ほんと。いやもう判って下さい、後生です。いきなり懐かしいのが来たので、またWe're Alive (ベンモントはこの歌の「俺の声は届いているかーぃ」で「ウギャー」と叫ぶのが生甲斐)とかやってくれるのかな?と思ってたら見事にハズされて「雨のち晴れ」くらいへフッ飛んだように思います。もしかしたら間に何かあったかな。まあいいや。(ぢつわですね、セットリストが色々なところで違うみたいなんですよお…やってる曲は変わりないけど曲順が違うっていうの?だから正確なところはわからんのです)。
きっと一階席ファンクラブ組はノリノリやったんやろなあ。でもわしゃあ生理痛じゃけんのう…(屍) 俺様は大人しくノッてました。この歌はパアッと笑顔になれる歌ですよー。キーボードがね。そらもう80年代の(以下省略)。その後ズラズラと新曲が続いたと思います。新アルバム、リピートかけて死ぬほど聞いてはいるんで、知らない曲ないんですが
タイトル覚えてませんでね…。俺様がいっつも安地でやるミスですわ。昔の歌も覚えてないこと多いですよ。自分やセロリとの間では「ホレ、●●〜♪っていう歌だよ」で済ませてるので(死)。まあそれはともかく、途中で「あの夏を追いかけて」が入ったので俺様はまた玉置/松井チームに完敗しました。おのれ。安地っていうと80年代の印象が強い人にはどうもシェクシーコマンドゥ系な印象があるかもしれないですが、結構ね、「昔回顧系」の歌多いんですよ。これがまた名曲がてんこもりで。後に出てきてまた俺様が死にそうになった「ジョンがくれたGUITAR」もそうなんですが、「ともだち」とか「まちかど」とか「パレード」とかね、もう色々と。これで「青空」やってくんねーかなあ…と思いました(それこそ誰もついてこれねえだろうがよ)。あと「おひえぇ懐かしい、懐かしすぎてどのアルバムからだったか忘れたけど俺様があまり聞かないやつだから多分IIIだ!」という「瞳を閉じて」もありました。あのね、もし安地のコンサートが「安地ファン検定」とかだったら俺様0点ですよ、多分。タイトル思い出せない、どのアルバムからかも思い出せない、もうダメダメです。んでまた混乱を激しくするよーに、意味不明なセットリスト組んでくるのが安地です。スリル満点。親指。
昔のヒット曲っつーと今回は去年みたいな後半はヒット曲リレー、がありませんでした。「恋の予感」はいつも入るようですが、今回は「真夜中過ぎの恋」が入りましてですね、いやもう田中ちゃんが『俺はリズムマシーンだ!』て感じで叩いてましたよ。俺様ずっと田中ちゃんに釘付けでした。ロックのドラマーも大変ですけど、ポップスもなんのそのですね。めっちゃテンポ早い曲なんで、うおおおマジやるのかよそれ!でした。
俺様がとってもお気に入りなIXからは「?」とか「ハードル」とか、IXで五郎ちゃんの書いた歌詞の中でも皮肉さでは一、二を争うやつが出ました。今回は武ちゃんが入ってるんでこうギャンギャンうるさい曲も出来るんですよねー。でも「こんな皮肉な歌にノリノリな客ってのもオカシなもんだよなあ」と思いました。ボブ・ディランのメッセージソングにあわせてディスコテックに踊ってるみたいな感じです。
いや俺様もSEKKEN=GOに合わせて踊ったりしますが。
んでまあアレヨアレヨと曲は進んで、御馴染みのI Love Youから〜もありましたが、♪I Love you, 大阪〜♪がなかったので、ベンモントさんは
玉置ちゃんすいません、今度は家族、
いや親戚全員にチケ買わせて
空席のないようにします。
と心で血の涙を流したとか流さなかったとか。
アンコールはイントロ聞いてコケました。
「田園」かよ!
一瞬、玉置ちゃんがちゃんとメンバーの承諾を得たのか、またバンド内で暴動が起きないか、心配になりました。ていうか俺様個人としては、米全国ラジオで自宅の電話番号をバラされたベンモント・テンチIII世氏のような気分になったよ。(バラしたのは他でもない、あのアホウのトム君である。これによりHeartbreakersは崩壊の危機をに瀕し、ファンは天国の門が見えたとかハウイーはそのまんま天国逝っちまったとかいいます)。それと同時にある日のCDTVで、京介さんの超カッコいいPV(多分STAYですな)が流れた後、この「田園」のPVが流れ、「(尿)」になった記憶を思い出し、ベンモントさんは笑い死にしそうになったとか殺されそうになったとかです。見たことない人、見ることがあったらかなり覚悟して見て下さい。マニュアルPVもあそこまでいけば立派です。そのうちABCのマーティン・フライ様がコピーするかもしれません。(するかい)
後は「悲しみにさよなら」(嫌いです)、「夏の終わりのハーモニー」(ソロだと意味なし男ちゃんじゃないの?とずっと思ってます)でした。
俺様が「悲しみにさよなら」が嫌いな感覚っていうのは、BOOWYファンが「マリオネット」嫌いなのと同じような感じですかね。「マリオネット」の特にホテイの「マリオネットインナミラア〜」のコーラスがイヤだ、みたいなね?この歌ばっかりは、ヒットした当時聞いてた子供の頃から嫌いなんで仕方ないんですよ。「悲しみにさよなら」できひんしぃ?だし。(子供の頃からね)。まーコレばっかりは京介さんのAngelと同じく定番なのでちゃんと歌いましたよ、ええ。今回は結構長く歌わされた感じでしたが、ちゃんと覚えてましたよ歌詞。
「夏の終わり」に関してはもう言うことないです。毎回「ハアー」です。
このレポ読んでる安地ファンがいたらホンマ申し訳ないんですが。(いねーよ)
毎回「もう夏ちゃうし」でね。(京介さんのSUMMER GAMEも同様)。
っていうかそんなに陽水抜きでやりたいんかい、と。
俺様の中ではあの伝説のジョイントライヴのための曲であったこともあってか、聞いてると辛いんです。色々と辛いんです。ウチにあった、MCもちゃんと入ってるライヴビデオを紛失/処分してしまった思い出とか、DVDがどうしょうもない編集だったこととかCDが全曲収録じゃないこととかDVDで陽水のミスキャスト入れるんならCDでも入れろよとか色々思い出ありすぎて辛いんです。
んでまあ、それで公演終了の放送が入りました。下ではまだアンコールの拍手してましたが、俺様
はここでまた曲始まったら沈没死するくらいトイレに行きたかったので即、席を立ってお手洗いに駆け込みました。そしてやーれやれ、と出てくると、
まーだやっとる。
いや、アンコールのコールをですよ。客がね。マジかよ?と思ってもう一度客席に戻ってみたら案の定、一階がえらい騒いでました。そしてついに放送で「もうやんないです、明日もあります、はよ帰って下さい」みたいなこと言われてました。
まあーその、個人的に色々とあるあたりを書いてますけども、結論を言うと、ムリこいて行ってよかった、癒しだったな、でした。一時だけの癒しでしたけど、やっぱり玉置浩二はカネ払って声を聞きに行く価値のある歌手じゃのぉ、と感動しました。「私の声を聞くためにお金を払うことになるのよ」(マリア・カラス)っつーのはああいうことですな、ホンマ。3階席、音響もよかったのでホントにもう声聞いてるだけで幸せ状態でした。それに今回のツアーはなんかよく声が出てたと思います。特に高い声が。毎度CMで御馴染みの「ショコラ」なんかライヴ版の方がよかった、と思ったくらいでした。やっぱりIXの時に高い声が出てない、ファルセットはもう出ないのか、とかヤイヤイ言われたから
玉置流にリベンジなんですかね、「ショコラ」では頑張ってました。新作アルバムの曲全体がノービノビしたヴォーカルなこともあるんですけど、やっぱりこれは玉置ちゃんにしかできんなあ、ええなあ、そのいつもながらのマイク離し(玉置ちゃんが声をガーッと伸ばす時、マイクを口元から離すアレです)を見て感動してました。今回のアルバムはなんつーか、昔懐かしのアメリカンな感じっつーか、ムー、知識のない俺様の知る限りではジャクソン・ブラウンみたいな感じで、とってもアットホームでナイスです。(ちなみに開始前にかかってたCDはシェリル・クロウでした・笑)。それにね、やっぱり武ちゃん入ってこそ安地だよね。俺様はフェルナンデスをギャウギャウ言わせてる矢萩っちも好きですが、縁の下の力持ちっぽい武ちゃんのフォローが大好きです。Tom Petty&the Heartbreakers だと故ハウイーな感じで、特にコーラスがね、武ちゃんいないと話になんない(笑)。しかも昨日は武ちゃん、ずっとフェンダーをワウワウいわせてたんで、「やっぱりギターはフェンダーだよな!ウフフフフ!(矢萩っち、レスポールやめて〜)」でございました。ソロも結構あったし。あ、「おかえりー」はアンコールの時叫んでおきました。つっても俺様の調子が現在こんなんですから、多分届いてないと思いますけどね。
個人的にやってほしかった歌ってのはやっぱり一杯あります。「出逢い」「青空」「君は眠る」「We're Alive」「On My Way」(古すぎ)、「なにもない海へ」「たいせつなひと」「あの頃へ」…いやもうキャリア長いですからねー、ホンマ、京介さんみたいに記念コンサートやらんか?(笑)て感じですよ。昔のポップなのやって、Bananaさんにも戻ってきてほしいなあ♪とかね。
夢ダヨネ〜(ヒロミ・ンゴー)。
抑鬱のピークを保持してる身としては、一時しのぎの癒しでしかないワケだけど、それでもやっぱり行ってよかったナ、ていうコンサートで、少しだけご機嫌になりました。そのあと垂直落下しましたけどね。(いつのまにか寝てたよ、もう)。
あー今日行ける人はいいなー。きっと盛り上がるんだろな。
それでも安地がまだ健在なのは嬉しいことです。安地のコンサート行くとぜったいチラシにジ・アルフィー様の広告載ってる(爆)んですが、昨日見たやつだとアルフィー、徳永クン、と続いて広告されてたんで爆笑しました。ベストテン組だよコイツら皆!ああトシがバレますな。隠してないけどさ。
京介さんも安地も、これからどういう方向に行くのか判りませんが、判らないだけに楽しみであります。ベテランにも頑張って貰わないとね。