ライヴ・イン・バルセロナ
/ ワーナーミュージック・ジャパン
ISBN : B00061QV4W
スコア選択: ★★★★★
俺様がイギリスで参加した唯一のツアー、バルセロナ版。ちなみにエントリタイトルについて、「その訳なんかおかしくなくなーい?」とレイさんに突っ込まれ続けていますが、俺様は翻訳家ではないので無視して下さい。
B:シルビアさんと父者YOSHIKI のBDが無事過ぎました。お集まり頂いて……ってうおおい、エイさんいねえよ!!
R:さっきまでいたんですけどねぇ……。
B:あれか、某掲示板でのトラブルシューティングか?
R:いや、あれは昨日一人終わってる筈。
A:
プリン・ア・ラ・モード!(ゼィハァ)
B:うわっ、いきなり参上した!
A:遅刻してすんません。しかも長居できません。
R:すまんのう、ワタクシが無理こいたばっかりに。
B:何?何の話?
R:あのね、もうポスカいいから、ポスター探してよ、って依頼してるの。
B:ポスター?!?ジャンヌの?
R:そう。Arcadia Tour の。ベーさん、買ってくれなかったじゃん。FC通販でも買ってくれなかったじゃん。
B:す、すんませんでしたあああ!!平に、平にぃぃぃ~~!
R:Dearly は頑張ってくれてるみたいだから、エイさんにArcadia 頼んでるのよ。シルビアさんのこと思い出すとついつい。
B:そうですなあ……あのツアーのものは、ある意味何よりも重いものになりましたな。
R:あのツアーのフェスチケだってエイさんの努力の賜物でしょ?(爆)
A:
私の人徳の賜物です。
B:じゃあ今回の困難は
何ゆえ?
A:私の人徳以外の何か外的な力の働きによるものかと。
R:シルビアさん降臨してたのかなあ……
B:かもしれんなあ……。まあいいや、で、エイさんはまたそっち方面にお出かけですか。
A:あい。どうも最近オクが下火というか、どーしょーもないので。
R:ていうかワタクシは個人的にオクで見たことないのよね、Arcadia Tour のポスター。
B:俺様はある、かなあ……もう忘れたわ。ま、出たとしてもあのツアーグッヅはやたらと高騰するしね。じゃあエイさん、お線香は立てといたから安心して頑張ってきて下さい。
A:あーい、行ってきますー。【落ち】
R:それにしても静かに過ぎましたね、9日は。
B:まあね。シルビアさんのNZの親友からFax があってね。母者がそれ読んでずっと泣いてた。
R:頭のいい子でしたよね。
B:天性の華があってね。舞台女優も頑張ってるって。俺様が太鼓判押しただけに(笑)そういニュースは嬉しかったな。ところでエルトンのDVD、どうでした?
R:いやあー、MC聞いたとたん思い出したんですよ。BBCで録音したヤツだ!って。テープ探したらあったんで、また送ります。
B:せんきゅー。クレジットにBBC Radio 入ってたもんね(爆)。
R:このツアーが実質的に最後の「ツアー」って言えるもんじゃなかったかなあ、とか思いません?まあこの間日本行ってましたけど。
B:そうやねえ。このツアー以降はアルバムもそんなに成績が振るわなかったこともあるのか、コラボばっかりやった記憶があります。クラプトンとかビリー・ジョエルとか。
R:ねえ?で、ダイアナ妃が亡くなって……
B:
トラウマやね。Candle in the Wind をあんな風にされるとは……
R:でも何でまた今頃こんなもの見ようと思ったんです?
B:単に懐かしいな、ていうのもあったし、記憶がなくなってきてるからチェックしたいこともあったし。The Last Song 入ってるでしょうが。やっぱりこれは聴いてて号泣した。
R:そうね……。
B:それからもっとギャフン!て思ったのがね、Queen の
The Show Must Go On のカバーが入ってたこと。
R:ああ!これはワタクシもすっかり忘れてたから「しまった!」思いました(笑)。
B:あれで俺様、シェフィールドで泣いたですよ。それは覚えてる。
R:The Last Song にコレねえ……泣きっぱなしですね。
B:だから印象に残りすぎて、今でも思い出したいライヴなんやったんや、て思いました。
R:舞台とかのデザインも今は亡きジャンニ・ヴェルサーチ。
B:このツアーTシャツだけはね、捨てられません。
R:ていうか
死んでも捨てたらダメよ!!
B:もうボロボロやけどね(爆)。とにかく行って良かったんやなと再確認したDVDでした。俺様も買うよ……
R:まず始まりがDon't Let the Sun.... ですよね?これもジョージ・マイケルとライヴでデュオやって脚光浴びて……とかいう背景思い出しましたね。
B:要するに、Sacrifice とかの成功の背景にあった泥沼から抜け出た時の、記念すべきツアーやったんやな、と。選曲も城ホールの時みたいになんか客に媚びたみたいなヒット曲のオンパレードじゃなくて、いいバランスやなと。まあ、Tiny Dancer は某映画のせいでちと有名になっちまいましたけどね(爆)。
R:ワタクシはなんつってもBurn Down the Mission が好き。これはLive in Australia の時から好きだから、外してくれてなかったのには感動した記憶があります。
B:エルトンの定番セットリストってLive in Australia 聴いたら大体判るんやけど、そこまでリサーチしてる連中も少なかったからね、シェフィールドは(爆)。一人で虚しく
座ったまま暴れてたよ、スタンド席やったから。
R:エルトンのライヴ映像にバルセロナとかが圧倒的に多いのは、
UK客のノリがあまりにも悪いからじゃないかな?て思いますよね、こういうの見てると。
B:そう!それはある。しかもさ、BBCの放送聴いてたとき「しばく!」って思ったのが「もうアンコールにこの歌はやりたくない」って言ってたYour Song を復活させたこと。
R:ああー。でもDVDでは割愛されてた曲ありませんでした?I Don't Wanna Go On with You Like That とか。
B:Mona Lisas and Mad Hatters なんかは入れてたのにね(笑)。
R:しかもパート1とパート2繋げてたよね。よく考えたら「パート2できるまでに
何年かかってると思ってんのさ?!」なシリーズもんですけど。
B:ていうか俺様には「え、繋がってたんやあれ?!」でした。なんで覚えてないんかなあ。シェフィールドではやらんかったんかな……
R:でもね、やっぱり個人的にはFuneral For A Friend~Love Lies Bleeding あたりからエンジンかかりますね。(死)
B:Love Lies Bleeding は歌詞がさっぱり判らん歌やったから、字幕出して見てたら『なんや、ファンとできちゃいました!な歌やったんかい!』てツッコミましたがな。
R:エルトンの歌は歌詞カードないと現地人でも辛いらしいけど、あの歌は別格辛いよね。サビのところの"So I quit the band" なんかちっとも聞き取れませんもん。
B:いや俺様はリスニングがダメダメなんでアタマからワカリマセンでした……
R:ドンマイ、ドンマーイ。ところでベーさんが唯一弾けたSong for Guy の歌詞、思い出しました?
B:それがねぇ、ベストのCD見つかれへんねん(涙)。多分、"Life isn't everything" やったと思うんですけど。ライヴでは
見事に呟いてませんでしたね!
R:だってそのままYour Song に繋がるじゃないですか。
B:それが気に入らんちゅーかねえ……。まあええけど。あとはね、Sad Songs (say so much) のコーラスのオネエサンたちとのやり取りが死ぬほど懐かしかったあー!
R:城ホールではさすがになかったですか。
B:ないないない。あったら覚えてるよ。しかもこれね、一緒に見てた母者が「コーラスの人も同じ人がずっと一緒にツアー回ってんの?大変やなあ」て言うたとこから思い出したんよ。「そういやあ、あの3人組、コーラスだけのためにおったんとちゃうよな……?」って。
R:ギャハハハ(≧▽≦)b
B:考えたらあの頃のエルトンのライヴ名物やったのにね。日本来てくれたのはそれなりに嬉しかったけど、あまりにも前回来た時から時間経ってて、ホンマにヒット曲ばっかりでこういう「お約束」な楽しみがなかったのは残念。
R:もうRocket Man なんか音程的に歌えないのにね。
B:The Show Must Go On もフレディとのキーがかなり違うから、ものごっつい音程になってたやん(笑)。
R:このツアーっ確かパンフなかったんですよね。
B:そうそう!それがDVDやと特典であるドキュメンタリーやねん。ビデオテープやったんよ、パンフが!
R:残してます?
B:ど、どこかにある筈……(死)
R:でもあんなに長かったかなあ?とも思いましたよ?もしかしたらTwo Rooms のインタビューも混ぜてない?とか思いましたけど。
B:それはもうワカリマセンわ。完璧にレテを渡ってるから。でもそういうのを考えたらこのDVDはお買い得やんね。
R:それは言えると思います。いつも店頭に残ってたりしてすごく心配になるDVDですけど、きっと日本だと知らない人が多いからじゃないかな、と思いました。また見てみてやっぱり良かったでしょうが。
B:うん、色々思い出した。あの頃はRoland の電子ピアノが欲しかったな(笑)とか、やたらとエルトンのスコア買ってピアノ練習したな、とか。
R:その割には完璧に弾けるのがSong for Guy のみという(爆死)。
B:やかましいわ!
A:ただいまー。
R:おっ、おかえりー。
A:ベーさん、エルトンはPV集もいつかゲットしないとダメなりよ?これだけは皆楽しみにしてるんやからね。
B:……頑張ります。俺様はHealing Hands のPV見てないからなあ。ていうかiTunes で配信してほしいなあ。
R:言えてるー。
B:エルトンのPV結構オモロいもんな?本人は撮りごっつい嫌うらしいけど。
R:Kiss the Bride とか、I Guess that's why They Call it the Blues とか、オモロ系たくさんありましたよね。
B:それ言うなら
Wrap Her Up やろ。
A:あれは傑作です!!
B:映像編集担当のエイさんが珍しく絶賛(爆)。
A:だってさ、キキ・ディー(昔、色々と関係について噂された)の名前出しただけで
何の罪もない人の顔にケーキ擦り付けてたもん。
R:ジョージ・マイケルがしょうもないこと言うから……(爆)
B:あの歌のためだけにアルバム買いましたからね。
R:楽しかったよね、ああいうのばっかり見てた頃は(笑)。
B:楽しかった、楽しかった。
R:とにかくまあ、このバルセロナのDVDは是非余裕ができたらゲットして下さい。
B:絶対頑張ります。
A:シルビアさんにも見てもらいたかったよね。あの人、なんでか参加してないやん、珍しく。
B:ホンマやねえ。なんでやろ?なんかそんな話もできんっちゅうのがやっぱり淋しいわ。お互いに「何でやろな?」ていうのは一杯あった筈やもん。
R:うんうん。ワタクシももっとBon Jovi@ウェンブリーの
前座だったVan Halen について聞きたかったです。
B:それ、何か色々と間違ってるぞ?
R:あとTake That のライヴのこととか。
B:ゲフ!懐かしいな!あの「チケ紛失」伝説のライヴやね。
A:オイラはアレですよ、ABCのマンチェスター大学のギグに関して覚えてること聞いておきたかったです。
B:ホンマ、UKではシルビアさんとは殆どライヴにご一緒してないもんな。ABCくらいか、一緒に行ったの。
R:ワタクシたち皆、もう大学でしたからね、そういうライヴ関係に行き始めた時。
B:せやなあ……それまでは断然舞台やったもんな。舞台関係でも聞きいこと一杯あったわ……リビューつけてるけど、最初の方のやつなんかホンマに細かいことには触れられてないし。「オペラ座」にして「レミゼ」にしても、もう熱く語れる相手がいねぇ。
R:やっぱそういう意味では淋しいですね。
B:まあ、そんだけ
あの世に行ったら愚痴ってやるネタが一杯あるゆうことでね……。
A:ベーさん、絶対エルトンのシェフィールドのやつは何かメモとか残ってると思うですよ、オイラ。
B:そうかぁ?まあええわ、昔の日記とかまた時間あったら探してみます。じゃあレイさん、テープの方ヨロです。
R:あーい。あんま聴いてないから音質の劣化とかも少ないかもよ!よかったら頑張ってまたデジタル化しといて下さい。
A:それ全部オイラの仕事になるがな!もうエエわ!【落ち】
B:逃げよった……
R:ベーさん、頑張ってエルトンのベストCDも探して下さいよ。あとプチ情報ですがABCの昔アルバムもデジタルリマスター出るみたいです!
B:うぬぅ。それこそ、そっちで頑張ってくれ……!
シルビアさん、本来なら昨日で26歳になる筈だったアナタ。
25年は、長いようで短かったね。
皮肉なことに検死のレポートも届いたよ。必死こいて読んだ。
そしてレポートを読んでいたら、どんな偶然が重なったにせよ、俺様はやっぱりキミの命には誰のものがそうであるように限りがあって、それが単に俺様がポックリ逝く前に設定されていただけのような気がします。
キミが俺様の面倒を見るのは25年間だけと、もう最初から決まっていてキミはそれを知っていた。
そんな感じさえします。
It seems to me as if you lived your life like a candle in the wind, too.