今日は嬉しい休日、ベンモントです。
昨日の夜、仕事のキャンセルが出て嬉しさのあまり難波駅でガッツポーズしましたよ。
あまりにも嬉しかったんで(ガッコで凹んだ分)久し振りにマインズのPV集を見ました。
やっぱおもろいな。
Love Song のPVは何回見ても飽きません。
メンバーが次々と喧嘩を始める中、淡々と「ラヴソーーーング」と歌い続けるジム君、撮影中、周りのオカシさにNG連発しなかったんだろうか、いやしなかったんだろうな、グラスウィージアンだもんな、
こんなの日常茶飯事だよな もうメンバーの皆さんお疲れ様!と大爆笑し、あんまり真面目に見てなかったライヴ映像に感動した後テレビ画面を見ると、
聖飢魔Ⅱの皆さんが。
うおおい!!
もうわけ判らん、もうええわ!と阪神タイガースなビデオテープに一応ブチ込んでおきました。
棺桶から現れるデーモン閣下、その昔、イギリスくんだりまでやってきて舞台で
宝箱の中からアリスな帽子を引っ張り出してきたトム君を思い出してしまったじゃないか。←ちなみにDon't Come~のPVばかりが上映されるUKでトム君もエルトン・ジョンと同じ帽子族だと勘違いしていたとかいう俺様です、勿論お詫びしましたよ、『不思議の国のアリス』のMad Hatter のカードをファンレターと共に送りつけて
さて話は戻ってシンプル・マインズ。
Black&White050505 からのシングルHome のPVで、メルがラディックのドラムセットだったので「そうかそうか、メルはラディックか」と関心していたのに、一時期Pearl を使っていたのに気付いてしまいました。
大変ショックです。
そしてLive in Verona のセットを見てると、
キミも大概城塞化しとるな、そこ。
な具合でした。
うん。マインズは確かになんか知らんけど各パートが細かいからね!
Ghostdancing のアタマのギターを真似ようと頑張ってたら指から血が滲んだとか言います。ベンモントです。←才能なし
Newcastle での82年のライヴもやっぱり素晴らしかったです。これは貴重ですなぁ。ジム君が歌い方変えてしまう一歩手前やもん。しかもドラムにはメルがもうメンバーとして収まってくれてるし。
こういうのを音源にしろっちゅうねん。
売れてからしょうもないライヴ盤出すなっちゅうねん。
Old Grey Whistle Test の映像も入ってるんですが、3回目の出演での、『現実から現実へ不協和音』からのPremonition がよく見てたら物凄いことになってました(爆)。
ジム君、
Mr. ビーンが気取ってカラオケしてるようにしか見えません。
なんかもう「それライヴじゃないだろ、セッションだろ」みたいなことになってました。
そんなハチャメチャっぷりが好きだったさぁ~。
最近、また微妙に抑鬱が出入りするので『もうこりゃマインズしかねぇな』(しかもアリスタ時代のみ)と林檎壺を回すと、久々の
ワァッパッパッパパパパパパパパパパ!("Someone")
に5RくらいでKO喰らったような感じになりました。
デビュー作『一日で人生終了』はメンバーはお気に召さないようでしたが、今聴くと「アタマからこんなん、
インパクト強すぎやろが」と思えたりします。
ザッツ・似非パンクロック。
マインズというバンドは『昔々あるところに』とか、全盛期しか知らない人はスタジアム・ロックバンドだと思ってるみたいで、いやもう
そのまま騙され続けて下さい、なんですが俺様にとっては『限りなく微妙にオルタナに近いポップバンド』でございます。
ロケンロールだと言えば、そうなんだろうなとも思うのですが。
やっぱり見かけほどには客を簡単に楽しませてくれないという
妙な点でケチ臭いです。
ちなみにワタクシ、現在ジム君のカラオケ/モノマネ大会を収録しましたNeon Lights のMan Who Sold the World を聴いております。これ、オモロすぎるわ。シルビアさんが怒りまくったのも無理ないわ。
何かもう
色々と諦めると非常に楽しいバンドだと、新しいアルバムが出てやっと確信致しました次第でございます。ええ。
(ただ、それでもなんか許せないCry はやっぱりあれはあれなりの問題があると思う)
Seen the Lights - A Visual History
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まあ、とにかく見てくれ。
何回も宣伝してすまないが。
さて、このDVDにあるPV、アマゾンにレイモンドさんが
テンション上がりすぎたコメントをしておりますが、ちょっとした解説(要するに自分用メモ)を今更やってみたいと思います。
ここからの主に比較対照はGlittering Prize (以下GP、VHSのみ)収録のものと、MTVで流れていたものです。
1.Love Song→GPでのlive ver. ではなくちゃんとした82年版。
2.Sweat in Bullet→今まで殆ど未公開。
3.Promised You a Miracle→Live in the City of Lights からの似非ライヴにあらず。使ってるのもライヴ音源ではなくアルバム収録のもの。
4.Glittering Prize→公式サイトのみでフルバージョンを公開していた。
5.Waterfront
6.Speed Your Love to Me→マインズ側からの商品としては未公開
7.Up on the Catwalk
8.Don't You (Forget About Me)
9.Alive & Kicking
10.Sanctify Yourself→GPのライヴとは違うバージョン
11.All the Things She Said
12.Ghostdancing→GPのライヴとは違うバージョン
13.Belfast Child
14.Mandela Day
15.This Is Your Land
16.Kick It In→マインズ側からの商品としては未公開(Live)
17.Let It All Come Down→マインズ側からの商品としては未公開(Live)
18.Let There Be Love→GP版ではなくMTV版を収録。
19.See the Lights→GP版と微妙に違う。途中からカラーになる編集がなく、全部白黒映像。どっちが珍しいんだか不明。
20.Stand by Love
21.Real Life→商品としては未公開。GP版Let There Be Love にはこのPVのドラマが編集されている。
22.She's a River
23.Hypnotised
24.Glitterball
25.War Babies→多分MTV公開なし。シングル特典。
26.Cry→公式のみで公開していた。(もうメンバーがPVを諦めています。1秒も登場しません。)
よく考えるとマインズは
映像という商品を殆ど残してないんですよなあ。
なので、正式なのはLive in Verona と、ベスト(Glittering Prize)が出た時に一応、総括的なPV集として出た同タイトルのGPのみなんですね。『ナポリ』あたりから”新しいもん好き”が出て、限定版にPCで見れるメンバーのインタビュー+Glitterball のPVが入ったりして、それ以来シングルには大体PVが付いて来る、てのがお決まりになったんですが、これもEagle 時代は凍結っぽかったです。ただ、War Babies からCry までの間に、瞬間的に発売されたらしい『秘密は同じでしょ』とNeon Lights があって、封印された『秘密』はともかく、Neon Lights からはDancing Barefoot がシングルカット?→公式ではPV公開されたよな?という
アヤフヤな情報がございます。←なんか「はいはい」とか思いながら見た記憶がある
そんなワケで、今までマインズが「商品として」発表してないPVは結構あるワケです。
MTV世代の癖に何やってんの?!
この一言に尽きますとも。ええ。
こりゃーもう『昔々あるところに』にDon't You を入れなかったのと
同じくらい無謀です。
はい。
そんなこんなで、未公開のものはライヴの流用が多いです。
Live in the City of Lights、Live in Verona が主体ですが例外がひとつGP VHSの中に納まったままです。(多分Live in Verona と同じ『道端で闘っていた年月』ツアーから)。
同じライヴ映像やったらLive Aid のん使えへんかったんかい!とか思うものもあったり。(あれは商売目的で出たワケやないからカネ取られへんねや、という非常にマインズ的倫理は判るけどさぁ~)。
PVやけど、なんでかライヴ形式になってるのがWaterfront、Sanctify Yourself、Mandela Day、Stand By Love でしょうか。
映像と言っても「ドキュメンタリー」が好きなのか、マインズは独特の編集をして来てました。Live in Verona にしても、GPにしても、途中で必ずメンバーのコメントとかが入ってるんですよ(爆)。なので純粋に音楽が聴きたいと思ってたら「ホアーイ!」なハナシになります。このあたりはまあ、
ファンなら諦めましょう。(ちなみにメンバーは
各自それなりに天然)
そんなワケでね、PV部分はそんなに見た目ほどお得じゃないんだな、このDVD(笑)。そりゃーマインズは別にABCみたいにPVに命賭けてるバンドじゃないから判らんでもないけど、「あのーそれ次のディスクに収録されてるじゃないですか」ていうのはどうもなぁ、と思います。(編集が違うのは判ってるけどさ)。そういう意味でVHS のまま残されてしまったGP が貴重になってしまう……という、
自己矛盾を起こしてるのは確かですね。
要するに、このSeen the Lights のDVDセットで、マインズ映像の全てが公開されたワケではない、ちゅうことです。
大手UKファンサイト様によると、Chelsea Girl はPVも存在していたらしいし、そういう「本当にレアなもの」は出し惜しみしてるあたり、やっぱケチ臭いみたいです。(爆)
まあケチ臭いのは彼らなのか、
レコード会社なのかは知りませんが。
ただ、あまり過去を振り返りたくないらしいメンバーの意思の強さがあったことを考えると、アリスタ時代→黄金伝説時代のライヴ映像が公開というのはボーナスです。
アリスタ関係は契約的にゴタゴタしたのもあるし、黄金伝説付近は
ジム君自身が蓋してたような気がします(爆死)。サザエさんヘヤーが
おもろかった 可愛かったのに。
あと俺様が知る限りでは『ナポリ』が出た時にVH-1 (MTV のナツメロ版みたいなチャンネル)で、Artist of the Month にマインズが指定された時があったんで、この時のVH-1 特別ライヴも公開されてないことになりますね!(ありがとうマインズ、お陰様で俺様は殆ど死にかけてるマルチビデオ+テレビセットを手放せない)。この時にお蔵入りしてたPV が結構流出したので俺様もGlittering Prize の全貌が見れたりしたワケですが、ジム君の「アンタ
ちっとも映像見て選んでないだろそれ」なTen of the Best (VH-1 特設アーテストによる好きな曲10曲選考会。各自のルーツ等が判る大変お得な番組。ただしABC のマーティン様以外殆どの人が
流れるのは映像だというのをちゃんと理解していない困ったちゃんな番組)も、そのあまりにも映像そっちのけっぷりがオモロかったです。これは他人様の曲を選ぶので(あ、たまーに『ワタクシこういう者です』みたいに自前PVも流してました、『元気ハツラツ』を選んだジム君、
笑いを狙ったのではないなら死刑3年)残せないのは判りますが公式に曲名とアーチストだけでもいいからメモ程度に残しとけよ、な類ですな。
UKではマインズ=ネタ、なところ多しなので、結構色んなところに出現してますから、一度そういうのをまとめてみたらどないやねん、と思わんこともないです。
……こうやって色々思い出してたらホンマ『音楽シーン』ちゅうところで商売する気のないバンドですわ。=3
ファンならいくらでもアクセスできる部分っていうのはあるんですよ。
ジム君が持ってるIT系会社が運営してくれてるらしい公式サイトの存在自体がそんなんやし、公式サイト自体がネットにおける「厳密に言うたら違法行為」もスルーしてくれたりする(音源の圧縮配布とかは言語道断ですが)ところも、ファンとしたらありがたいですわな。
俺様はいっつもリンク先で迷子になって見つけられんのですがライヴ映像とかもネット配信してるときがあるし。
ただ、そういう側面は一般人向けではない、つーことです。
今回のニューアルバムも、PVつけて日本版出しただけまだ偉いよ。
PVは
ちゃんと気付く人がいてるかどうかは別として(しかもDVDプレーヤーでは再現不可能だったよこのPV。どのmpeg 使ってんだよ)、一応ちょっとかっこいいオヤジどもっぷりをオモテに出そう、ていう感じですからね(爆)。
Neon Lights
Simple Minds / Red Ink
スコア選択: ★★★★
まるで俺様のラジカセ@現在状態なカバー。ジャケ写真にテープというのが素晴らしい。
内容はまあ、慣れて下さい。そして色々諦めてみて下さい。
↑たまには珍しいものをオススメ。(笑)
責任は取りませんけどね。
なんかこれも初回版とそうでないのがあったような。
もうどうでもいいよ!!(そういうややこしい稼ぎ方も気に入らなかったなぁ、Eagle さんとこ)